風間内科医院

甲府市,中巨摩郡 の 糖尿病内科 風間内科医院

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仕事と睡眠

睡眠と仕事


先日NHKの特集でも取り上げられましたが、睡眠はその良し悪しは生活習慣病、がん、認知症などに関係した重要な生活習慣のひとつです。
疫学調査データをまとめたメタ解析研究によれば、5時間以下の睡眠時間の人は7~8時間睡眠の人に比べて2型糖尿病の発症リスクが男性で約2倍に高まることが示されています。
また認知症の原因物質βアミロイドが脳内から排泄されるには最低6.5時間の睡眠が必要と言われてます。それ以下だと蓄積してしまいす。

翻って、日本人の睡眠不足はとても深刻で、男女ともに世界で最も睡眠時間が短い国民として知られています。
日本 人の約3割は睡眠時間が6時間未満で、さまざまな疫学調査でも報告されているように、日本人の睡眠時間は年々減少し続けています。


良質な睡眠とるためには
昼寝をするなら、15時前の20~30分程度にすること。
同じ時刻に毎日起床
朝の起床時刻をきちんと合わせることが近道です。
光の利用で良い睡眠、毎日定時に起床して日照を浴びることは体内時計の安定化作用があります。
規則正しい三度の食事、規則的な運動習慣
睡眠薬代わりの寝酒は不眠のもと
などに気をつけると良いでしょう。

しかし、問題なのは昨今の人手不足の社会情勢をうけ睡眠不足を自覚しながらも、仕事量の増大で睡眠を十分に取れない方が多くなってきてることです。夜勤専門、交代勤務(シフトワーカー)に従事してる人も多いです。このようの方は生活習慣病の発生率も高く、また治療も難しくなります。

ゆとりもって働ける職場環境の充実を切に望むものであります。

2017-06-21 11:06:49

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糖尿病ストレス

糖尿病の治療にはストレスが付き物ですね。 好きなものを好きなだけ食べられない、常に体を動かしてなければいけない、薬も毎日飲まなければならない。また将来何か合併症が出ないか、もっと良い治療法があるのではないか、今の治療で大丈夫か等々の不安です。これらのストレスは糖尿病とともに生きるうえで避けられないものです。

しかし、このように考えてみたらどうでしょうか。

まず完全を目指さないことです。少しでの改善できれば、それを維持して、自分をほめてやりましょう。そして1つずつ目標を上げることを心がければ良いのです。 生活スタイルを変えるのは、いっぺんにではなく、ゆっくりと少しづつやって行きましょう。 また、自分ひとりで考え込まずにやはり誰かのサポートを求めることも大切です。家族、医療関係者になんでも相談してみましょう。相談することは弱さではなく強さの表れです。

 こうして糖尿病ストレスが軽減すれば多くの場合血糖のコントロールもよくなるものです

2017-05-19 13:51:43

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昼寝と糖尿病

 昼寝は世界共通の習慣で、睡眠不足や疲労、ストレスによる体調の乱れを改善してホルモンの異常やメタボを引き起こす環境を改善する効果があるといわれてます。 ただ、昼寝の睡眠時間や頻度は国それぞれ、人それぞれでさまざまです。

 最近、昼寝と2型糖尿病の発症リスクの関連を検討した研究が発表されました。 アジアや欧州の30万人のデータの解析です。昼寝の時間が1時間以上続くと、糖尿病リスクは45%上昇するというものです。逆に1時間未満の昼寝は30から40分後ごろまではリスクが低下しその後上昇に転じるという結果です。 確かに短時間の睡眠は寿命を延ばすが、長
時間の睡眠は逆に短くするとの研究もあり、納得できる様な結果です。

 
長時間の昼寝は、長時間労働、1日の過大なストレス、昼夜の交代勤務など、さまざまな要因が関係します。睡眠時無呼吸症候群がある可能性もあります。 短時間の昼寝で午後の快適な生活を送れたらいいですね。



 

2017-03-20 09:13:47

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「他者とのつながり」が高齢者の血糖管理に好影響―適度に友人と会うことで血糖コントロールが良好に

広島大学の先生が、約1万人の65歳以上の日本人高齢者を対象に調査しました結果です。

 友人と月に1~4回程度会っている人では、友人とほとんど会わない人に比べて血糖コントロールが不良となるリスクが半減していた、とのことです。 この効果は女性よりも男性で大きかったそうです。一方で、頻繁に(週2回以上)友人と会う人では、こうした効果は減弱したしました。 友人がいない人では、血糖コントロール不良となるリスクが3.9倍でした(これが1番よくない!)。
 友人と会うということは、単に友人と会うという以外にスポーツの会や老人会など社会グループへの参加も含みます。
 
 社会的な関わりが多ければ多いほど、血糖コントロールに好結果を及ぼすと考えがちですが、この結果は意外でした。 適度ということが大切なのでしょう。
 

2017-02-28 07:23:36

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歯周病と糖尿病の不思議な関係

 歯周病は糖尿病の第6の合併症と言われてます。腎臓、網膜、抹消神経障害、動脈硬化、認知症に続く合併症です。 従って、歯周病を進行させないためにも血糖をコントロールする必要があるのです。 また逆に、歯周病に罹っていると糖尿病が発症、進行しやすいということは注目に値します。
 
 糖尿病の発症率が高いピマインディアンを対象にした研究では、HbA1c9.0%以下の住民の歯周病罹患を調べた研究によると、重度の歯周病歯を患っている人はそうでない人に比較して2年後に血糖コントロールが悪化してる割合が3.2倍であったと報告してます。
 
 歯周病は歯周病原細菌による感染症であり、感染による炎症性物質がインスリンの効きを悪くする(インスリン抵抗性)と言われてます。本邦での研究でですが、歯周病治療によって炎症反応が減少した糖尿病患者では、治療後6カ月にはHbA1cが約0.4%と顕著な減少が観察されました。
 
 糖尿病患者さんは積極的に歯周病の検査、治療に取り組むべきです、また治療後のメインテナンスが血糖コントロール改善の維持に重要である、ということになります。
 
 難しいことを書いてしまいましたが、かかりつけ歯科医師をもって定期的に長期にわたって検査、管理をしてもらうのが一番ですね。
 

2017-02-10 22:41:12

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低糖質ダイエットについて

 低糖質ダイエットあるいは糖尿病の食事療法としての低糖質食が巷で流行しており、当院の患者さんをなるべく糖質を減らそうと頑張ってる方が多くなってます。
 
 低糖質食は、エネルギー源となる3大栄養素の糖質(炭水化物)、タンパク質、脂質のうち、炭水化物の摂取量を抑える食事法ですが、体重減少に加えて、血圧低下や、血糖コントロール改善の効果があるという研究も発表されています。 血圧低下や、血糖コントロールの改善がみられたともいいます。 しかしこれは、6ヵ月間だけの話でその効果は長期的には、脂質制限やカロリー制限による食事と比べて特に優れているということはありませんでした。

 逆に一方では、低糖質ダイエットを行うと、炭水化物を減らした分、脂質を摂り過ぎてしまいます。動脈硬化性疾患(心筋梗塞、脳梗塞、腎臓病)が増えます。また、加工肉の食べ過ぎは、心血管疾患、脳卒中、がんなどリスクにもつながる恐れがあります。
長期的な安全性や効果に関するデータはほとんどないことを知っておく必要があります。

振り返って、昭和30年代の日本ではどんぶり飯におかず少々の食事が多かったものですが糖尿病の人は大分少なかったです。 ご飯軽く一杯(150g)は摂ってもらいたいものです。



 

2017-01-30 16:29:06

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注目の新薬  ~SGLT2阻害薬~

 2年ほど前よりSGLT2阻害薬という腎臓から尿糖を多く出させる薬が日本でも発売されました。
この薬の特徴は尿に糖を出させることによって血糖値を下げ、体重を減らす作用があるということです。効果のある方は劇的に血糖値を下げ、体重が下がります。 また最近の大規模臨床試験では糖尿病の薬としては初めて心血管病による死亡率下げたという結果が出て大変注目されてます。 ただ、どうしてもたくさん食べてしまう方はせっかく尿に糖を出させてもその効果は打ち消されてしまいます。その効果を発揮させるためにはやはり食事の節度を保つことが大事となってきます。
 飲み始めに尿量が増えますが、水分を十分とっていれば安心です。日本ではまだ処方率は少な目ですが今後徐々に増えていくものとお思われます。
 

2017-01-20 20:52:47

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熱中症が心配されます。

 7月に入って猛暑の日が甲府市を中心に続いてますが、皆さま体調はいかがですか?
今年の夏は記録的な暑さになるとのことで、やはり心配されるのは熱中症ですね。

当院では熱中症と思われた患者様はまだ1,2人ですがこれからが心配です。 
やはり高齢の方は1日を涼しく過ごすように考えてもらいたいですね。部屋の中では風通しを良くし、クーラなどは積極的に使ってもら
って。ゲートボールなども涼しい時間帯に休む時間を多く入れて行い、水分をよくとって。
戸外で働いてる方は、1時間のうち10分は涼しいところで休憩をいれ、水分、塩分を十分摂ることを心がけましょう。

とりわけ糖尿病があると余計熱中症になりやすいです。 涼しくするをキーワードに少々暑さが厳しくても健康的な夏を過ごされることを
期待します。

 

2016-07-12 22:34:57

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院長のブログ

高齢者糖尿病の血糖コントロール目標について

日本糖尿病学会と日本老年医学会は5月20日に「高齢者糖尿病の血糖コントロール目標について」を発表しました。その内容は患者さんにとっても、医療関係者にとっても分かりやすく、納得のいくものと思いました。

その中身は患者さんの特徴・健康状態に応じて大きく3つのカテゴリーに分類し、薬剤使用の有無で2つに分類(カテゴリーIでは年齢でも2つに分類)して血糖コントロールの目標値を定めてます。以下のようなものです。

・カテゴリーI(認知機能正常かつADL自立)
  薬剤使用なし  HbA1c値 7.0%未満  
 薬剤使用あり   HbA1c値7.5%未満 (65歳以上75歳未満)
            HbA1c値 8.0%未満 (75歳以上)
・カテゴリーII(軽度認知障害~軽度認知症または軽度日常生活動作低下)
 薬剤使用なし  HbA1c値7.0%未満  
 薬剤使用あり  HbA1c値 8.0%未満
・カテゴリーIII(中等度以上の認知症または日常生活動作低下または多くの併存疾患や機能障害)
 薬剤使用なし HbA1c値 8.0%未満  
 薬剤使用あり HbA1c値 8.5%未満

日常生活動作とは、日常生活において繰り返す基本的な活動のことで主に食事、排泄、整容、移動、入浴などのことです。

如何でしょうか。HbA1c 8.0%位までは良いんだと安心される方も多いと思います。これは、加齢に伴って重症低血糖の危険性が高くなることに対応した為です。 頑張って行きましょう。  しかし高齢のお年寄りさんはあまり頑張りすぎない方が良いのでしょう。

 

2016-06-28 22:51:29

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