風間内科医院

甲府市,中巨摩郡 の 糖尿病内科 風間内科医院

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風間内科医院通信

6月号 運動療法の「なぜ」がわかる~糖尿病患者さんに必要な1日の身体活動量とは~

1.運動療法の「なぜ」がわかる~糖尿病患者さんに必要な1日の身体活動量とは~

最近の研究により、1日の中で座ったままの時間が長いほど肥満、高血糖など様々な疾患リスクが上昇するため、座る時間を短くして運動や日常生活の中で活動量を増やすことを心がけると良いでしょう。現代は、自動車やエスカレーターなどにより便利になった一方、歩く機会はどんどん減っており、無意識に生活していると1日6,000歩未満になっている方が多くなっています。1日の活動量の目標は8,000歩ですので、まずは座っている時間を短くしてちょこちょこ動く、いつもより一駅手前に降りて歩いてみるなど、意識して歩くことを生活の中に取り入れるようにしましょう。

 

2.知っておきたい糖尿病のキホン高齢2型糖尿病患者さんの定期検診の重要性とは?

加齢や糖尿病の羅患歴の長さなどに伴って、様々な合併症が生じやすくなります。しかも「歳のせい」と簡単に片づけてしまった結果、対応が遅くなってしまうこともありますので注意が必要です。気になる症状を感じたら、「歳のせい」などとご自身で勝手に判断せずに速やかに受診することが大切です。また、合併症の予防のためには定期的に健康診断を受け、全身をチェックすることが重要です。どのような内容の健診をいつ受診すべきかを主治医の先生と相談して、ムリなくムダなく治療に取り組みましょう。

 

5月号 運動療法の「なぜ」がわかる~食後血糖値を効果的に下げる食後の運動とは~

1.運動療法の「なぜ」がわかる~食後血糖値を効果的に下げる食後の運動とは~

.運動療法の「なぜ」がわかる~食後血糖値を効果的に下げる食後の運動とは~

健康な方でも食後には血糖値が上昇しますが、2型糖尿病患者さんでは食後に血糖値が過度に高くなることで、心筋梗塞や脳梗塞など重大な合併症リスクを高める可能性があります。食事で摂取したエネルギーを有効利用し、食後の血糖上昇を抑えるためには、食後1時間前後に運動を行うとよいでしょう。特に有酸素運動は胃格筋に働きかけ、インスリンの効き目を良くすることで血糖値を下げます。最近では50分に1度、5分くらい歩くだけでも食後血糖を良くする可能性も明らかになっています。ご自身に合った運動量の目安について主治医の先生と相談してみましょう。

 

2.知っておきたい糖尿病のキホン 糖尿病治療中の高齢者が海外旅行時に気を付けたいこととは?

知っておきたい糖尿病のキホン 糖尿病治療中の高齢者が海外旅行時に気を付けたいこととは?

血糖値や合併症を管理できており、状態が落ち着いていれば海外旅行を楽しむのも良いでしょう。しかし、現地と時差が大きい場合は、経口血糖降下薬やインスリンの服用、あるいは注射時間を調節する必要があるため、旅行日程表などを主治医の先生に提示して適切な服用や注射時間を相談しておきましょう。また、最近は多くの航空会社で糖尿病用の機内食も用意されており、事前に予約すれば利用可能です。加えて、低血糖に対処できるようにブドウ糖、アメなどの補食と簡単な軽食も用意しておくと安心です。

 

4月号 運動療法の「なぜ」がわかる~レジスタンス運動による筋量増加が血糖コントロールにも有効~

1.運動療法の「なぜ」がわかる~レジスタンス運動による筋量増加が血糖コントロールにも有効~

運動療法の「なぜ」がわかる~レジスタンス運動による筋量増加が血糖コントロールにも有効~

筋肉に抵抗をかけながら繰り返し行うレジスタンス運動は、2型糖尿病患者さんの血糖コントロールに有効です。レジスタンス運動は、筋肉を太くするだけでなく糖質の取り込みを増やし、血糖値を調整する働きがあります。高齢2型糖尿病患者さんでは特に筋肉が細くなりやすいので、日常生活で適度なレジスタンス運動を取り入れることで、血糖を良好に保つだけでなく、筋肉量が維持できるように心がけましょう。実際にどのような運動が良いのか主治医の先生に相談してみてください。

 

2.知っておきたい糖尿病のキホン 境界型と言われた高齢者が気をつけたいことは?

知っておきたい糖尿病のキホン 境界型と言われた高齢者が気をつけたいことは?

糖尿病と正常者との間に位置する境界型は、糖尿病に準じる状態です。特に高齢者では、ブドウ糖負荷後あるいは食後に高血糖になりやすく、境界型であっても網膜症や認知症のリスクが高くなるため、血糖値を改善していくことが重要です。食事は食物繊維を多く含む野菜などを積極的に取り入れ、動物性の脂質、単純糖質を多く含む清涼飲料水や間食を控えるようにしましょう。また、いつもより長めに歩くなど、意識して運動することも大切です。できることから少しずつ生活習慣の改善に取り組んでいきましょう。

 

3月号 運動療法の「なぜ」がわかる~立っているだけでエネルギー消費量が上がる~

1.運動療法の「なぜ」がわかる~立っているだけでエネルギー消費量が上がる~

運動療法の「なぜ」がわかる~立っているだけでエネルギー消費量が上がる~

日常生活でエネルギーを消費するためには、同じ動作でも座ったままより、立って行う方が効果的です。イギリスで行われたデスクワークの人を対象とした研究では、椅子に座ったまま仕事をする時と立ったまま仕事をする時とに分け、昼食後約3時間の血糖値を比較しました。その結果、立ったままで仕事した時の血糖値は、座ったまま仕事をした時の4割程低い数値だったことが分かりました。いつもは座って行っている作業も立ってできる部分は立つように心がけてみてはいかがでしょうか。

 

2.高齢2型糖尿病患者さんの自律神経障害による膀胱の働きの低下

高齢2型糖尿病患者さんの自律神経障害による膀胱の働きの低下

高齢2型糖尿病患者さんでは、血糖コントロールの不良な状態が続くと、排尿回数が1日に1~2回程度に低下することがあります。これは高血糖により感覚神経や膀胱を司る神経が障害され、尿意を感じにくくなるためです。
また、膀胱の収縮力が低下して膀胱が増大すると排尿後も膀胱内に尿が残り、これが原因で尿路感染症などにもかかりやすくなります。
このような症状を引き起こさないためにも、適切な血糖コントロール目標や生活習慣の改善方法を主治医の先生と相談しましょう。

 

2月号 運動療法の「なぜ」がわかる~有酸素運動とレジスタンス運動の組み合わせが効果的~

1.運動療法の「なぜ」がわかる~有酸素運動とレジスタンス運動の組み合わせが効果的~

運動療法の「なぜ」がわかる~有酸素運動とレジスタンス運動の組み合わせが効果的~

2型糖尿病患者さんがインスリン抵抗性を改善するには運動を継続することが重要です。この運動にはジョギングやウォーキングなどの有酸素運動と筋力を高めるレジスタンス運動があります。有酸素運動は、身体を動かす筋肉のインスリン作用つまり、筋肉の質を改善する一方、レジスタンス運動は体全体の筋肉量を増やしつつインスリンの効き目を良くします。互いにその意義が異なりますので、この2つの運動を組み合わせながら継続することが血糖をコントロールする上で重要です。

 

2.高齢2型糖尿病患者さんの頭痛は合併症の前兆の可能性も

高齢2型糖尿病患者さんの頭痛は合併症の前兆の可能性も

高齢2型糖尿病患者さんが頭痛を感じた時は、脳卒中など重大な合併症の前兆の可能性もあることに留意しなければなりません。とりわけ血糖コントロールが不十分な患者さんでは、動脈硬化が進行していることもあり、血圧も上昇しがちで、血圧が正常な人に比べて脳卒中を発症する危険性が高くなります。このような重大な合併症を未然に防止するためには、適切な血糖コントロールを日常的に行うことが大切です。主治医の先生と相談しながら、ご自身に合った治療を続けて、適切に血糖をコントロールしましょう。

 

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平成28年度